コーヒーやアルコールは口臭の元

コーヒーと口臭
口臭は多かれ少なかれどなたでもあるものですが、やはり食品によって口臭が発生しやすいものがあるとなれば知っておくことは大切ですよね。
そこで代表的な「コーヒーやアルコールと口臭の関係」について紹介してみたいと思います。

コーヒー・アルコールと口臭について


嗜好品であるコーヒーやアルコールは習慣的に飲んでおられる方は多いですよね。

適度な飲酒はストレス発散や血液の巡りが良くなるなど良い効果もあるとはいえ、アルコールは肝臓で分解されないぐらい飲んでしまうと体内に残ってしまったアルコールが口臭に繋がってしまいます。

さらにアルコールを分解する時に体内の水分をたくさん使用するので、「体内の水分不足=唾液が減る」事となるのも口臭の原因となりますよね。

しかもお酒を飲むと食欲が増進されて食生活がどんどんと乱れてしまうので、その点も口臭と関係があるのではないかと個人的には思いました。

そしてコーヒーについて言えば、「タンニン」というコーヒーに含まれている成分が唾液の分泌を抑えてしまったり、コーヒーは細かく挽いた粉から抽出される飲み物なので舌にその微粒子がこびりついてしまうことで口臭が発生してしまうので注意が必要ですよ。

ちなみに唾液の分泌が抑えられてしまう嗜好品としては「タバコ」も要注意で、タバコによって体が興奮状態(交感神経が活発になる)になると、リラックス状態では多く分泌される唾液は減ってしまいます。

最近ではタバコを吸う人もずいぶん減ってきましたが、「日常的にコーヒーを飲みながらタバコを吸い、毎日の晩酌は欠かせない」なんて人は通常よりも口臭対策に気を使われてみてくださいね。

口臭対策法としては「コーヒーやタバコを控える」ことも大切ですけど、コーヒー好きの私からしても「飲むことをやめる」というのはナカナカ難しい問題だと思います。

ですのでコーヒーを飲んだ後はすぐにお水で口をゆすいだり、ガムを噛んで唾液を多く出すというのが手軽で良い方法なのではないでしょうか。

そして自宅で歯磨きをする際には「舌ブラシ」で口臭の原因となる舌苔を取り除くことも忘れずにすれば口からのニオイはかなり軽減できますよ。

コーヒー・アルコールと口臭についてのまとめ

  • 飲酒によって体の水分が減ってしまったり、体内にアルコールが残ることで口臭につながってしまう
  • コーヒーやタバコも唾液の減少作用があるので口臭には深い関係がある
  • 嗜好品なので「いっぺんに全部をやめてしまう」ということをムリにするのではなく、他の人よりも舌のお掃除やブラッシングなどを丁寧にすることを心がけましょう