なので歯を磨くのはどのぐらいの頻度で磨けば良いのか?について紹介したいと思います。
歯磨きは何回すれば良いの?
まず歯磨きはナゼしないといけないのかというと、食事の時の食べかすはもちろん「歯垢を落とす」ことが一番の目的になっています。歯垢とは虫歯菌が食べ物の糖分を分解してできるもので、皆さんもこの歯垢がどんどんと増えることでやがてお口のトラブルへの進行していくことはご存知ですよね。
そしてブラッシングによって歯垢が落とせるタイムリミットがあって、それが約8時間ほどだと言われているので、理想を言えば毎食後に歯磨きを行うのが良いということになります。
とはいえお仕事をしていたり外出が多いという人は歯磨きの時間を確保するのが難しいのも現実ですから、自分の生活習慣に合わせて「朝食後」と「寝る前」の2回は最低限行うのを個人的にオススメしますし、特に「寝る前の歯磨き」は時間をかけてじっくりと行いましょう。
これは1日の汚れをここで落とす目的がありますし、寝ている間は唾液が減ってしまうので様々なお口のトラブルが進行しやすい時間帯となり、この時間帯にお口に歯垢が残っていたら虫歯菌や歯周病菌がやりたい放題できてしまうことから絶対に就寝前にはより丁寧に歯磨きが必須ですよ。
(歯磨き後に洗口液などでケアするとはより安心です)
ちなみに歯垢は2日間ぐらいすると菌同士の結束力が強くなり一気に増えてしまうので注意が必要で、もちろん「2日間まったく歯を磨かない」という人はなかなかおられないとは思いますが、磨き残しをしてケアできていない所があれば歯を磨いていない事と一緒なので「とにかく歯の隅々まで磨く」ことを心がけてくださいね。
というわけで歯磨きは「毎食後にする」ぐらいの心がけで回数を多くされるのが良いとはいえ、磨く回数にとらわれるのではなく磨き残しに気を付けて「落とせる時間内に歯垢を落とす」ことを考えてブラッシングを実践しましょうね。
歯磨きの回数についてのまとめ
- 歯磨きは食べかすや歯垢を落とすためもの、歯垢が落ちやすい毎食後に行うのが理想
- 忙しい人ならば1日に2回、それでも面倒ならば最低限「1日1回夜寝る前」に時間をかけてしっかり磨く
- 歯垢は2日間ぐらい経つと爆発的に増えて悪さをするので、回数にこだわるよりは1回1回の歯磨きを丁寧にすることを心がけましょう
- 「磨き残しができてしまいそう」と不安なブラッシングがニガテな人は、歯磨きをこまめに行い磨きの残しのリスクを低くすることが大切