ビタミンCで歯周病ケア

ビタミンと歯茎
歯周病対策として有効な栄養素である「ビタミンC」について取り上げてみたいと思います。

ビタミンで歯周病対策

歯周病は今や歯を失う一番の原因として多くの人が悩んでいるお口のトラブルですよね。

ですのでできるだけ手軽にできるオーラルケアを日々行うことが大切となりますので、「ビタミンC」のチカラを歯周病対策にご利用になってみてはいかがでしょうか。

ビタミンCといえば柑橘系の果物などで親しみのある栄養でありますが、コラーゲンを合成する作用があるので歯茎のトラブルが起こる歯周病にも効果的に働いてくれるようですよ。

確かに歯周病によって歯茎からの出血や炎症が起こっている状態でビタミンCを摂り入れ、歯茎の腫れなどを緩和させることができれば立派な歯周病対策にもなるので試してみる価値はあるのではないかと思います。

ちなみにいくら「ビタミンが歯茎に良い」といっても果物を「たくさんの量をダラダラと」食べることはヤメましょうね。

果物の酸は歯を溶かす作用があるので歯茎にも良くても歯には良くないので、できることならば歯磨き粉などでビタミンCが配合されている商品を利用するのが賢い選択ですよ。

歯磨き粉ならば毎日のブラッシングのときに歯茎の健康を保てるので簡単ですので、まだ自覚症状がない人でも将来的な歯周病対策として有効です。

歯磨きでのビタミンケアだけでなく、さらに食材からビタミンCを摂取したいのならば、上に挙げた果物ではなく「パプリカやブロッコリー」など色の濃いお野菜はビタミンが豊富な上に、お野菜を素材そのままで食べれば噛む回数も多くなり唾液がよく出るようになるので個人的にはおすすめですね。

お野菜からビタミンCを摂取する際のポイントは、ビタミンCは「熱に弱くて水に流れ出やすい」ので調理するのならば火を通す時間を短くしたり、グラグラと煮るよりも蒸したり、レンジでチンする方法が効率的にビタミン摂取できますよ。

ビタミンと歯周病対策まとめ

  • ビタミンCは歯茎を形作るのに必要なコラーゲンの合成をサポートしてくれるので歯周病対策にも有効
  • 果物によるビタミン摂取は酸による歯の影響を考えるとあまり良くはない
    (もちろん適量ならば全く問題はないですよ)
  • お野菜からのビタミン摂取はメリットばかりなのでオススメだが、生野菜火を通し過ぎない状態で食べましょう
  • ビタミンが配合された歯磨き粉もあるので、日頃の食生活とこのようなアイテムを使えばさらにビタミンの効果を取り入れられる