歯の痛みは体からの信号


激しい歯の痛みは生活に支障が出ることがあるので困りものですよね。
そこで簡単に「歯の痛み」について取り上げてみたいと思います。

「歯の痛み」について

歯の痛みの原因としてまず挙げられるのは「虫歯や歯周病」ですよね。

とはいえ虫歯にしても歯周病にしても初期にはあまり痛みはなく、痛みを感じだした時にはもう歯医者さんでの治療が必要なケースがほとんどなので「痛み=危険信号」だということはある程度覚悟しておくことが大切です。
(特に歯周病はかなり進行しないと痛みは出てきませんので…)

もし虫歯による歯の痛みがヒドく、歯医者さんに行くまで痛みを抑えたい
・・・という場合には、しっかりと虫歯の穴に詰まった食べかすなどを取り除いた後に「今治水」や「正露丸」などを患部に使用するというのは昔からの定番アイテムですよね。

もちろんこのようなお薬を使わなくても、「痛みを感じる部分の頬を冷やす」というだけでも痛みを少し和らぐことがあるので、手軽でお金もかからない方法なのでまずは実践されることがオススメですよ。

※最近では「ロキソニンS」という市販薬は歯痛対策として有名ですよね。

そして虫歯や歯周病、歯茎の炎症など以外にも「心筋梗塞の予兆」として歯の痛みがあらわれるのですが、これは自分で「虫歯による痛みか、重大な病気からの痛みか」の判断をすることはまずできないので、突然の歯茎の腫れや歯の痛みはプロに診断してもらうことが必要です。

特に歯の痛みだけでなく、同時に胸や背中が痛む場合は心臓系のトラブルの可能性がやや高くなるので早めの受診を心がけましょう。

それと女性の人ですと女性ホルモンの影響でも歯茎が腫れて痛みが出るケースがあります。

これは「妊娠や生理」によって女性ホルモンが増えることで口の中の免疫力が落ちることで起こってしまい、できるだけ妊娠前には歯周病診断や治療を行っておくと安心だと思います。
(妊娠時に歯周病になってしまうと出産も影響がありますので)

とにかく「歯や歯茎の痛み」というものは体からのシグナルなので「痛みが続く」とか「痛みとともに出血がある」「体の別の部分も痛む」などの場合はお早めに歯科や口腔外科にご相談くださいね。

この記事のまとめ

  • 虫歯・歯周病による歯の痛みはかなり症状が進行した状態で起こってしまう
  • 虫歯による痛みは「頬を冷やす」だけでも少し和らいでくれる
  • お口のトラブルだけでなく「体の不調」によっても歯は痛くなるので、痛みがある場合にはできるだけ歯医者さんにまずは早めに相談しましょう