「歯磨き・舌磨き」以外の手軽な口臭対策方法

「口臭の予防法は?」と聞かれれば「歯や舌をしっかりと磨く」という方法が皆さんもパッと思いつくのではないでしょうか?

たしかに「歯の間の食べカスが元となってできた歯垢」や「舌にある舌苔」は大きな口臭の原因で、特に舌苔は食べカスをはじめ口の中の細胞がはがれ落ちたて舌に付着してしまい細菌と組み合わさることで強い口臭が発生するので舌磨きは口臭対策には必須な方法ではあります。

とはいえ舌磨きは以前の記事でも書きましたとおり、強くこすり過ぎることで逆に舌が傷ついて口臭が強まる危険性もあるため過度に磨き過ぎることは良くないので、舌の上にはうっすらと舌苔があるぐらいに留めておきましょうね。

そして、ここからがこの記事の本題である「歯磨き・舌磨き以外のオススメな口臭対策方法」なんですが・・・それが「唾液の力」を使う方法となります。

唾液の働きについては・・・「口の中が乾燥すると口臭が強くなる」ことは皆さんも生活している中で経験されることがあるでしょうから「唾液によって口が潤うとそれだけで口臭対策」にはなることはご存知でしょうが、それだけでなく「唾液は余分な舌苔や歯垢までもお掃除してくれる」スグレモノなんですよ。

そこで唾液を出すための方法ですが・・・
手軽なものとしては「食事中によく物を噛む」、「おしゃべりをする」、「ガムを噛む」、「頬に手を当ててグルグルとマッサージする」なんてことが挙げられてこれらのことはそれほど難しい方法ではありませんよね?

さらに、ガムを噛むことと少し関連してますけど「物を口に入れておく」ということが意外と唾液を増やす方法として有効で、「タブレットや飴を舐める」とかガムの味が無くなっても口の中に入れておいて「奥歯の歯ぐきあたりに挟んでおく」だけでも唾液はどんどんと出てくれますよ。



・・・これは目でも口でも、「何かモノが入ってくると涙や唾液を出すような反応が生き物にはある」からなんですけど、この理屈で言えば(虫歯の原因となるような成分が含まれていていないことが大前提ですが…)「なにかしら口に入れておけば勝手にオーラルケアができる」ことになるので、面倒くさがり屋さんでもかなり手軽で毎日の実践できるのではないでしょうか?

私の場合はシューガーレスガムを長い時間口に入れておくとことが多いんですが、ガムのような柔らかいものよりも硬くてカドがあるような「口に刺激を与えやすいもの」のほうが唾液の量は増えるので皆さんもお好きな食べ物でお試しになってみてください。
・・・ただ、結局のところガムが一番手軽で安心だとは個人的には思ってますけど・・・

●味が気に入ればこんな商品でも良さそうですけど・・・


とにかく私達にもともと備わっている「口臭・虫歯・歯周病予防機能である唾液」を皆さんもどんどんと出してオーラルケアしていきましょうね。

この記事のまとめ

  • 歯磨きや舌磨きだけでなく、唾液を増やすことも有効な口臭対策
  • 唾液を出すには口周りに刺激を与えることが手っ取り早く、口の中に食べ物を入れておくだけでも唾液はどんどん出てくれる
  • 口に入れておくものはガムや飴などなんでも良いが、虫歯リスクを抑えるためにもシュガーレスタイプの商品を選びましょう