毎日の歯磨きで「ついつい力を入れてブラッシング」してしまってませんか?

「オーラルケアに関心がある人」も・・・そうでない人も「毎日のブラッシングを欠かすことはない。」という方がほとんどですよね?

それほどまで「当たり前な習慣」となっている毎日のブラッシングですが、1日に何度も行うことだからこそ間違えた方法でやってしまうと逆にお口のトラブルを引き起こしてしまうことになりますので、今回は「間違えたブラッシング方法による害」について取り上げてみたいと思います。


まずは・・・皆さんも「歯を磨いていたら出血してしまった…」なんて経験が何回かあるかもしれませんけど、
これはもちろん「歯周病」によって歯ぐきが弱っている時にも起きてしまうことがあるとはいえ、「強くブラッシングをしている」とか「研磨剤入りの歯磨き剤を使っている」「歯ぐき部分を擦りすぎている」「毛先が傷んだ歯ブラシを使用している・毛が硬すぎるブラシを使っている」などの理由からも出血してしまいます。

やはり歯ぐきはとても傷つきやすい部分ですし、特に「犬歯(八重歯)や小臼歯(しょうきゅうし)の表側は歯並び的にカーブしてしまっている部分の歯」なのでブラシの圧力がかかりやすくなるため、丁寧に磨きましょうね。



そして、ゴシゴシとブラッシングすることで「単純に傷ができて出血してしまう」というだけでなく、「歯ぐきを傷つけるようなブラッシングによって歯ぐきが下ってしまう」ことがあるので気をつけなければなりません。
(中には見た目でハッキリと分かるぐらい歯ぐきに深い傷が付いてしまう方も居られますので…)

もし仮に歯ぐきが下がってきた状態になってしまうと・・・
「通常歯の表面を覆っている硬いエナメル質」よりも柔らかい部分である「歯根部分」が露出してしまい、(エナメル質ならば余程の力を入れない限りは歯を傷つけませんが…)歯根部分はブラッシングでどんどんとダメージを受けてしまうので「とにかく歯ぐきを傷つけない程度の力加減で細かく・優しく歯を磨く」ことが大切ですよ。

ちなみに「くさび状欠損」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは歯と歯ぐきの境目である「歯頸部(しけいぶ)がくさび状(V字に掘られてしまう感じ)に傷ついてしまう状態」のことを言いまして・・・
この「くさび状欠損」は「歯にかかる過度な圧力(噛み締め癖)+ブラッシングによるダメージ」によって引き起こされてしまいます。

初期段階のくさび状欠損では知覚過敏程度で済みますが、その後は進行がどんどんと早くなり「歯ぐきの炎症」や「欠損部分が虫歯になりやすい」などのトラブルが起きてしまうので注意が必要となりますよ。

●睡眠中の噛み締め対策にはマウスピースを使われるのが大切ですよね。


くさび状欠損にまでなるぐらい実際に歯根部が削れてしまうと自然に元に戻るということはありませんけど、その手前の通常の擦り傷ぐらいならばしばらく刺激を与え過ぎないようにするだけで傷は回復していきますので「ブラッシングしている時に歯ぐきが痛い」とか「出血する」なんて人はできるだけ早めに「ブラッシング時の力の入れ具合」や「柔らか目の歯ブラシを選ぶ」などの工夫をされてみてくださいね。

・・・個人的には、電動歯ブラシを正しく使う(自分で手をあまり動かさず、ブラシを押し付けずに使う)ことで手磨きよりも歯ぐきへの刺激を避けられるのでオススメですよ。
(ただし、電動歯ブラシを使う際には「ホワイトニング系の歯磨き粉に多い…強めの研磨剤入りのハミガキ剤」は使ってはイケませんが…)



それと「新品の歯ブラシを使う時にも歯ぐきを傷つけやすい」ため、新しい歯ブラシでブラッシングするときには多少力加減をいつもよりも弱くして、だんだんとブラシが柔らかくなってきたら通常の力に戻すようにすると良いと思います。

そして最後に、通常の歯ブラシだけでなく、デンタルフロスを「歯間に入りにくいから」といってグッと押し込もうとすると、こちらも簡単に歯ぐきを傷つけることとなるので、使用時には「前後に動かしながらゆっくり入れる」ようにして下さいね。

この記事のまとめ

  • 「毎日のブラッシング」はオーラルケアの基本中の基本ではあるが、「間違えた歯磨き方法」によって逆に歯に悪い影響を与えてしまう
  • 間違えたブラッシング方法としては・・・「ゴシゴシと力を入れ過ぎて歯を磨いてしまい、歯茎や歯の根元部分にダメージを与えてしまう」ケースがとても多い
    (特に「一番ブラシの圧力がかかりやすい八重歯部分」や「摩擦に弱い歯と歯茎の境目」のブラッシングには気を使いましょう。)
  • 歯の根元部分(歯頸部)の損傷は「歯ブラシによる圧力」だけでなく「噛み締めグセ(tch)や睡眠中の歯ぎしり」でも起こるので、ブラッシング方法の改善や噛み締め対策を早めにしておくことが大切
  • 「どうしてもブラッシング時に力が入ってしまう」という人は、短時間で…しかも歯や歯茎にダメージを与えることなくブラッシングできるようになる電動歯ブラシを使うのがオススメ
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