「歯の色」や「歯の質」について

歯の色について
歯の見た目としては「歯並び」だけでなく「歯の色」も気になるポイントで、さらに「歯の色によって歯の質も変わってくるのか?」というのも関心をお持ちの方は多いと思います。
そこで歯の色や歯の質について少し調べてみました。

歯の色・歯の質について

自分の歯の色が黄色くて悩んでおられるという人はかなりおられますよね?

とはいえ歯の色も個人差があるのでそこまで気にする必要はなく、「この色だから歯が弱い」ということはないようですよ。

ですが特定の歯だけの色が違うという場合では体質などではなく、何かしらのトラブルのサインなので気にする必要があります。

そのサインとは・・・「虫歯ができたり、歯石が付いてきた」という証拠で、こういったケースですと虫歯治療はもちろん、ブラッシングでは除去できない歯石の除去を歯医者さんにしてもらわなければなりません。

ちなみに食べ物や飲み物による着色も歯の色が変わる大きな原因となり、こういった単なる着色だと歯磨き粉をつけてブラッシングすることである程度取り除くことができるのでホワイトニング効果のある歯磨き粉を利用してしっかりと歯磨きをすることが良いですね。

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ですが、研磨剤入りの歯磨き粉を電動歯ブラシにつけて使用すると歯へのダメージが大きすぎるので、研磨剤入りの歯磨き粉を使用する際には手でのブラッシングを心がけましょう

そして歯の質に関しては「アゴの中で歯ができる時にある程度の質が決まる」そうで、歯が生えてしまった後では歯自体の元々の強さを変えることができません。

ですので乳歯の質を高めたいのならば妊娠中のお母さんがカルシウムやタンパク質などの栄養をバランス良く取ってあげて生まれてくる子どもの歯を作ることを心がけてくださいね。

永久歯は子どもが生まれてきてからの食事内容に気を使うことで丈夫な歯へにすることができるので、どちらもお母さんの役目となってしまいますが乳歯にしても永久歯にしても歯の質を高めるのならば食事内容にしっかりと気を使うことが大切ですよ。

歯の質によってお口のトラブルが発生しやすくなる可能性が高まることは確かですが、それ以外にも「虫歯菌の数」や「唾液の質」などもトラブルリスクに関わってきますし、なにより毎日のオーラルケアをされていればどんな人でもリスクがグッと低くなるので「体質的に虫歯になりやすい」という人はそのことを理解した上で正しいケアを実践されてみてくださいね。

歯の色や歯の質についてまとめ

  • 歯の色は個人差があって、「色が〇〇だから歯が弱い」とか「虫歯になりやすい」という差はない
  • 体質的な歯の色だけでなく、食事によって着色してしまうケースも多い
  • 食品での着色は自分でするブラッシングでもある程度対策ができる
  • 乳歯の質はお母さんの体内にいる時の食事内容が関係している
  • 永久歯は子供の食生活で質が決定されるので、乳歯・永久歯のどちらにしても歯に良いとされる栄養素を積極的に摂り入れましょう
  • 歯の質が弱い人は、そのことを自覚してオーラルケアをすることが大切