そこでいつも「甘いおやつと虫歯の関係」が気になってしまうので、さっそく「お口のトラブルとおやつ」について少し取り上げてみたいと思います。
お口のトラブルと「おやつ」について
甘いお菓子というのはなんとも言えない魅力があってなかなかヤメられませんよね。とはいえこの「おやつ」はオーラルケアから見るとかなりの厄介者で、甘いおやつを1日の中で頻繁に食べている人はグッと虫歯リスクが高くなってしまうので注意が必要ですよ。
(当たりまえ過ぎのことですね)
これは「虫歯は口の中が酸性になると発生しやすい」からであり、酸性になって歯がどんどん溶け出すような環境が長く続けば虫歯が増えてるだけでなく、進行も早まってしまいます。
本来ならば食後で口の中が酸性になってしまっても唾液がすぐに口の中を虫歯になりにくい環境も持っていってくれるので問題がありませんが、唾液が口の中を中性に戻す暇が無いほど頻繁に食事をして酸性になったままにしてしまうのはゼッタイに避けましょうね。
とはいえ「まったくおやつを食べないで過ごす」というのはストレスが溜まってしまうので、そこまで歯のトラブルの事を考えて節制する必要はなくて・・・
そういった場合には食べるものを「お砂糖など直接的に虫歯に結びつくようなものを避ける」とか、「3時のおやつ」のように決まった時間に1回だけ食べるようにするぐらいならば良いと思います。
そして「甘い食べ物のカス」が口の中に残ってしまうことで虫歯リスクが高まるので、「すぐに歯を磨く(この際、チカラの入れ過ぎには注意して特に優しく磨きましょう)」とか「洗口液で口をゆすぐ」と安心ですよ。
・・・個人的には「口腔洗浄器というお水の勢いで食べカスを取り除くオーラルケアアイテム」は、食後に傷つきやすくなっている歯へのブラッシングによる影響を受けないで済むのでオススメしたいですね。
(ただ、お水が多少飛び散るので外出先ではあまり使うことができませんが…)
さらにどうしても甘いものがヤメられないという人は「食後のデザート」として食べてしまえば食事回数が減るのでオーラルケアから見れば良いのですが、体重の面が気になるので・・・健康と歯の両方のためにもやっぱりおやつは少し控えるような生活をおくりましょうね。
この記事のまとめ
- 虫歯の直接的な原因となる糖分が含まれた「おやつ」は虫歯の大敵
- 食事をすると人間の口は「トラブルが発生しやすい酸性」に傾き、その後「唾液によって中性に戻る」ので、中性に戻るまでの時間を取ることがとっても大切
- なので「甘いものを避ける」だけでなく、「ダラダラと食べ続ける」のは絶対にヤメましょう
- おやつを食べたあとは早めに食べかすを取り除くように心がける