体の健康だけでなく、心の健康のためにもオーラルケアは重要


たくさん噛んで食事するとボケ防止になる」なんてことを聞いたことがある人も多いと思います。

これは「口の中で起こった刺激は脳に影響を与えやすい」ことからそう言われていることで、「噛むことでの刺激」はもちろん、「食感(歯ごたえ)を感じる」ことや「味覚を感じる」ことも大切なんですよね。

なので「食事は〇〇回噛んでから飲み込みましょう」ということに関しても・・・厳密に言えば「単にたくさん噛むだけではなく食べ物を味わいながら」することでさらに脳には良い影響を与えてくれますよ。



ですので、「脳力アップ」を目指すならば、「あまり噛む必要がなくて味の強いジャンクフード」よりも「素材を大切していて、噛むほどにジンワリと味わいが感じられる食べ物」を積極的に選ぶことが大切なんですよね。

さらに、食感が単一ではなく色んな食材が入っているとなお良いので、個人的には根菜類などを入れた煮物やたくさんの具材をいっぺんに食べられる汁物なんかはオススメしたいと思います。



ちなみにオーラルケアに関して言えば、噛むことで「口腔環境を整えてくれる唾液」が分泌されやすくなるので咀嚼回数はとっても重要である反面、そこまで「食べ物の味わいや食感を感じる」ということは必要ないとも言えますが・・・もちろん食べ物の味わいや食感があることでたくさん噛むことができるので無関係ではありませんよね♪

とにかく「噛む」という行為や「それと同時に感じるいろんな感覚」が脳や歯に良い影響があることは間違いないので、皆さんも体の健康のためだけでなく「歯や脳のため」にも毎日の食事内容には気を使われてみてはいかがでしょうか?

この記事のまとめ

  • 毎日の食事は「アゴを動かして歯で噛む刺激」だけでなく、味や香りを感じることで脳を刺激することができる
  • 虫歯や歯周病などのお口のトラブルが起こって「快適に食事ができない状態」になると「毎日の脳への刺激がガクッと減る」ことになるので注意
  • 健康的な歯を維持することは体の健康はもちろん、心の健康にも影響があるのでとっても大切
  • 高齢者になると「残っている歯の本数」と「アルツハイマー型認知症のリスク」は関係が深いので健康的に将来暮らすためには今からのオーラルケアを心がけましょう