プラークコントロールってなに?


プラークコントロールについて

お口のトラブル対策に関心がある方ならば「プラークコントロール」という言葉を聞いたことがあると思います。
でもプラークコントロールと言われてもピンと来ないのは・・・きっと私だけではないと思うのでプラークコントロールについて少し調べてみました。

すると、プラークコントロールの「プラーク」とは「歯垢」のことを言い、この歯垢を取り除くことをプラークコントロールということらしいですね。

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では「歯垢って何?」ということになりますが、歯垢とは「細菌の集まり」で歯の表面にまとわり付いてしまうネバネバしたものです。

ですので歯垢は単なる食べカスなどではなく(もちろん食べカスと細菌が合わさってプラークが発生するのですが…)、プラークがお口の中で定着してしまうと虫歯や歯周病を起こす原因となってしまうので注意が必要ですよ。

そして歯垢を取り除く方法としての基本が歯ブラシによるブラッシングなので、皆さんからすると「プラークコントロールの方法といえば歯磨き」というイメージが付いてしまっているのだと思います。

もちろん歯垢を取るためにはブラッシングが大切とはいってもプラークコントロールの全てがブラッシングではないので、歯ブラシではどうしても届かないような「歯と歯の間には歯間ブラシデンタルフロス」を、そして「奥歯や歯並びの関係で磨きにくいところはタフトブラシ」を使うなどしてケアすることもプラークコントロールだということになります。

個人的には歯茎を傷つけずに、食べカスをお水で洗い流して歯茎のマッサージまでしてくれる「口腔洗浄器」はかなりオススメですね。
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さらにこのようなオーラルケアアイテムを使って隅々まで歯垢や食べかすをケアすることと同時に、歯垢ケアをうたうような洗口液液体歯磨きなどを合わせるとさらに効果的ですよ。

ちなみに通常のブラッシングだと発生したばかりの歯垢ならばなんとか対処できるのですが、2日間ぐらい経つと歯石化しだしてブラッシングをいくらしても自分ではナカナカ取り除くことはできなくなってしまうので、とにかく「毎日丁寧にブラッシングやフロスを心がける」ことでプラークを定着させないようにしましょう。
(さらには定期的(3ヶ月~半年に一度程度)に歯医者さんで歯石取りをしてもらえば完璧ですよ。)

というわけで「プラークコントロール」という言葉自体を覚える必要はないにしても、「プラークはお口のトラブルの原因なので毎日コツコツと取り除く」ことの大切さはしっかりと覚えてオーラルケアすることをおすすめします。

この記事のまとめ

  • プラークコントロールとは「プラーク=歯垢」をブラッシングなどで取り除いてお口のトラブル予防をすること
  • プラークを取り除くためには通常のブラッシングと合わせて、「デンタルフロス」や「洗口液」などを併用すると効果的
  • 自分でいくらしっかりとオーラルケアをしていてもプラークはどうしても残ってしまうので、定期的に歯医者さんで歯石取りをしてもらうことも大切