虫歯に対して「より気をつける必要がある年代」とは?

「大人の歯に比べて子供の歯は弱そう」なんてことはなんとなく皆さんもイメージできますよね?

そして、虫歯は虫歯菌が酸を作り出すことによって歯が溶け出してしまうお口のトラブルですので、やはり「歯の強さ」というのは虫歯のリスクと直結してしまう・・・ということは柔らかい歯(乳歯)を持っているお子様はやはり気をつける必要があります。



とはいえ、乳歯だけでなく「永久歯でも歯が弱い時期がある」のが要注意ポイントでして・・・
小学校高学年ぐらいの多くの歯が永久歯へと生え変わる時期はもちろん、永久歯が生えそろってからも18歳~20歳ぐらいまででは歯の強さが完全に仕上がっていないのでご注意くださいね。
(ちなみに、永久歯が生えそろった時期から成人までの間に「栄養バランの食生活をおくったり、フッ素を適度に使用する」ことで強い歯に成長させることができますよ。)

しかもこういった「小・中・高校時代」というのは「(お菓子などの甘いモノによって)食生活が乱れやすい時期」ですので、「歯の弱さ+虫歯リスクの高い食生活をおくりがち」というダブルの原因からくる虫歯には気をつけるようにしましょう。
・・・ただし、「虫歯に気をつける」といっても、歯が比較的まだ弱い小中学生がゴシゴシと強くブラッシングしすぎるというのは良いオーラルケア方法ではないため・・・
「手での歯磨きでは時間をかけて隅々まで優しく磨く」ことや「子供用の電動歯ブラシを使用する(すでに永久歯が生えているのならば通常の電動歯ブラシで良いと思いますが…)」、「研磨剤配合の心配がなく、口内への刺激が弱めなノンアルコールの液体化磨きやデンタルリンスを使う」なんて方法を実践されるのがオススメですよ。



このぐらいの子供の年代からしっかりとオーラルケアをしていると、「丁寧にケアすることで虫歯リスクが少なくなる」という直接的な効果だけでなく「オーラルケア習慣が身につくことで将来のお口のトラブルにもなりにくい」こともありますので、「学生さん自身が自主的」にでも「親御さんの教育」でもよいので丁寧な歯磨き習慣をこの時期に身につけておくことが大切ですよ。

とにかく「若いころの虫歯治療部分は将来的に必ずと言っていいほど虫歯が再発する」ことから、「虫歯は一回たりとも作らせない(特に永久歯)」ことを目標に早い時期からケアしていきましょう。

・・・そして、このような若い年代だけが虫歯リスクが高くなる年代ではなく「歯ぐきが下がり始める高齢者」も要注意でして・・・
これは歯ぐきが下がることで「歯根という外からの刺激に弱い部分が露出してしまう」ことや「年齢とともに唾液の量が減る」ことが大きな理由となっているので、「最近歯茎が下がって歯間が広くなってきたかも…」なんて方はご注意くださいね。

「歯茎が下がることで虫歯リスクが高まる」となると、歯ぐきが下がる大きな原因である歯周病は結果的に歯根部分の虫歯に繋がってしまいますし、歯根部分が露出した状態で歯ブラシでゴシゴシ磨くことで簡単に傷ついてしまうので・・・
結局、歯周病ケアやブラッシング方法にもしっかりと気を使うことが大切となるため、ある程度の年齢からは歯周病ケアも必須であることはお忘れなく。



大人になって永久歯が出来上がってしまうと強いエナメル質で覆われた歯の本体部分はあまり虫歯にはなりにくいとはいえ、このような「歯根部分」や「昔の虫歯治療部分」は虫歯リスクが高くなってしまうということを覚えておきましょうね。

この記事のまとめ

  • 永久歯に比べて乳歯はとても弱いので虫歯リスクがとても高い(虫歯になりやすく、虫歯の進行も早い)
  • 小中学生ぐらいの永久歯もまだまだ弱いので虫歯に注意が必要な上に、この時期は体だけでなく「歯の成長期」でもあるので丁寧なオーラルケアと栄養面に気を使うことで強い永久歯を作ることができる
  • 歯が弱い時期に「ゴシゴシと強くブラッシングをする」と「比較的弱い部分である歯の根元だけでなく表面までも傷が付いてしまう」ので丁寧に優しくブラッシングするのがポイント
  • 学生時代から虫歯を作らないようにしておくと「治療部分の虫歯の再発(二次う蝕)」だけでなく、「正しいオーラルケア習慣が身につく」ことで将来的なお口のトラブル対策となるのでとても重要
  • 「歯茎が下がり、唾液が減少する高齢者」は歯周病だけでなく虫歯リスクも高まるので注意
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