そこで「自分が口呼吸をしているのかどうかのチェックポイント」を挙げてみたいと思います。
口呼吸チェックポイント
まず自分が口呼吸をしているかの判断ポイントとして挙げられるのが「姿勢や口の形」があります。姿勢が「猫背」や「頭だけ前に出ているような体勢」、そして口の形としては「おちょぼ口」や「下唇が分厚い人」、「舌っ足らずなしゃべり方の人」というのも口呼吸になりやすい要素があるようですね。
なので姿勢に関しては自分の心がけでなんとか改善はできますし、身体的な特徴によって口呼吸をしやすいケースでは「自分が口呼吸をしやすい」ということを認識した上で生活するだけでも口呼吸の頻度は変わってくるのでお試しくださいね。
とはいえ、上のような特徴があるだけでは口呼吸のクセが付いてしまっているいう判断はできず、ここからはさらに口呼吸の疑いがある要注意ポイントを紹介してみたいと思います。
その特徴というのが「唇が乾燥しやすい人」や「風邪をひきやすい人」、「前歯が汚れやすい人」、「朝に口の中が乾燥していた喉がいたい人」はかなりの確率で口呼吸をしてしまっているのでご注意くださいね。
この特徴の中で唇の乾燥や前歯の汚れ、朝起きた時の口の乾燥はなんとなく口呼吸によって口が乾いてしまうことが原因であることは想像しやすいと思います。
では口呼吸をすることで、「なんで風邪を引きやすいのか?」ということついてご説明をしますと、人は元々鼻呼吸することで外からのウィルスや細菌をシャットアウトしたり、湿った空気にして体に取り込んでいるのですが、口呼吸ですとダイレクトに風邪のウィルスを入り込んでしまうので風邪を引きやすくなってしまいます。
さらに口呼吸のせいで喉が乾燥すると、本来は喉で止まるはずだったウィルスがすんなりと体の中に侵入できてしまうので口呼吸と風邪の引きやすさには深い関係があるようですね。
とにかくこれらのポイントに当てはまる人はできるだけ鼻で呼吸するように意識してお口のトラブルや風邪対策をしていきましょう。
なかなか意識できない睡眠中の口呼吸には「口呼吸対策用のテープ」が販売されているのでご利用になるのも良いですよ。
口呼吸のチェックポイントまとめ
- 猫背を始めとした「姿勢」やしゃべり方などからも口呼吸をしやすいかどうかは判断ができる
- 口呼吸をすると口の中が乾燥しやすく、前歯の汚れや風邪をひきやすくなるので注意
- もちろん口呼吸によって唾液の働きが弱まると、口臭や虫歯、歯周病リスクも高まってしまう
- 口呼吸対策としては、起きている時ならば鼻で呼吸をしているかどうかを自分で意識するだけでも変わってくる
- 就寝中には「口呼吸を防ぐテープ」を使用するのも有効