虫歯の治療部分は歯周病になりやすい

治療部分が歯周病
歯周病になりやすい部分はいくつかありますが、その中の1つである「治療部分」について少し取り上げてみたいと思います。

治療部分の歯周病リスクについて

最近では有効なオーラルケア方法が広まっているので虫歯の患者数自体は少なくなってきたとはいえ、虫歯を経験されることなく大人になった人というのは実際ではあまりおられませんよね。

ですので多くの人が虫歯の治療後があるのが現状で、大人になるとその部分が二次カリエスという治療部分の虫歯への進行しやすくなってしまいます。

そして虫歯が進行するにつれてどんどんと治療のための歯の詰め物が大きくなり、「クラウン」と呼ばれる被せ物を使用する状況になると、このクラウンが歯茎を痛める原因となることが多くなります。

こうしたクラウンによる歯茎へのダメージは「歯周病」の大きな原因のひとつとなるので注意が必要ですし、もとを正せば治療をした部分ということは自分のクセなどによりブラッシングがしっかりとなされていない場所なのでしっかりとケアすることが大切ですよ。

歯周病は加齢とともに加速度的に進行する・・・というよりも若い時には自覚症状を感じずに進行していき、自覚症状が出た時には自分で対処できる状況ではないことが多々あります。

なので、あまりお口のトラブルを感じない若い頃から歯ブラシだけでなく、洗口液デンタルフロスなど自分に合うアイテムを複数使用してオーラルケアをされるのをオススメします。
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「虫歯を直すための治療をしたのに、その場所が歯周病になりやすい」というのは少し悲しい事実ですけど、「治療部分が絶対に歯周病になる」ということではないので重点的にその部分に気を使ってあげましょうね。

治療部分と歯周病の関係についてのまとめ

  • 虫歯治療に「クラウン」を使用した場合には歯茎を傷つけやすく、歯周病リスクが高まりやすい
  • 治療した部分は「自分の歯磨きのクセや歯並びなどの原因」で虫歯になってしまったところなので、磨き残しができやすく歯周病にもなりやすい
  • 治療部分は自覚症状がなくても日々オーラルケアアイテムを使ってケアしていきましょう