「TCH」を自分でチェックすることは大切

tchのチェック方法

「TCH」を自分でチェック

無意識に歯を噛みあわせてしまう「TCHはパソコンの作業などを集中して行ったり、ストレスを感じてしまうことで起こりやすいので現代人からすると見逃せない症状ですよね。



そしてTCHによって顎関節症や歯周病をはじめとしたお口のトラブルに発展しやすいことも分かっているので、できるだけ将来的なお口やアゴのトラブルを避けるためにも「自分がTCHであるかどうか?」を知る必要があるので「TCHのチェックポイント」を紹介したいと思います。

チェックする時の姿勢は椅子に腰掛けた状態で良いのでリラックスして唇を軽く閉じた状態で行いましょう。

その時に・・・「上下の歯がくっついている」とか「舌が上顎にすべて付いてしまっている」というような場合はTCHの可能性があります。

本来、口を閉じた状態では「上下の歯は離れている」ことと「舌先が上の歯の裏側に触れている」状態が「正常」と言われていますので、何もしていないのに歯がくっついている場合にはTCHに注意されたほうが良いと思いますよ。

ちなみに舌が上顎にベッタリとくっついてしまうことに関しては長さや歯並びの問題もあるのでなんとも言えませんが、一応目安程度にお考えくださいね。

それと「舌の側面や内頬に歯の後が付いてギザギザになっている場合」も歯を噛み合わせることが起こってしまう状態なので一応鏡でチェックされることをおすすめします。

このようなこと以外に、唇を閉じた状態で「歯を噛み合わせると唇もギュッと閉じてしまう」とか「歯を離そうとする口が開いてしまう」なんてケースでも、日常的に歯をくっつけていることによる影響があるので、「唇を閉じながらも自然と歯を離したりくっつけたりできない」という人もTCHを疑ってみましょう。

このようなチェックをして「自分がTCHかもしれない…」ということが分かっても、そこでただガッカリして終わり…ではなく、「TCHである」ということを自覚して歯を離すことを定期的に意識することで、TCHの症状はかなり和らいでくるので皆さんも是非ともチェックしてみてくださいね。

この記事のまとめ

  • 特に力を入れずリラックスしている状態で「歯がくっついている」場合は無意識に歯をくっつけてしまうTCHになりやすい
  • さらに歯を自然に「くっつけたり離したり」できないのも日頃のTCHのクセによる影響であるケースがある
  • TCHはすぐに歯医者さんに行く必要のあるトラブルでもないので(もちろん長く続くことの悪影響はとても大きいのですが…)、「意識して歯を離す」ように心がけるだけで有効なTCH対策になる