睡眠中の姿勢とお口のトラブル

皆さんは普段どんな態勢で寝てますか?
「まっすぐ上を向いて寝る人」や「横向き」、「うつ伏せ」などいろいろな態勢がありますので「睡眠中の姿勢とお口のトラブルの関係」について少し取り上げてみました。

睡眠時の姿勢とお口のトラブル

歯並びは虫歯歯や歯周病などのお口のトラブルによっても変化してしまいますが、「外からの力」でも変わってしまうので注意が必要です。

特に睡眠中の態勢は気を使う必要があり、横向きやうつ伏せなどでずっと力がかかった状態ですと成長中のお子さまだけでなく大人になってもどんどんと歯並びは変わってきてしまいます。

「そんなカンタンに歯並びが変わってしまうの?」なんて疑ってしまう人もいるかもしれませんが、矯正治療のことを考えれば大人でも常に力が加わっている状態に歯が置かれればどんな状況になるのかは想像できるのではないでしょうか?
(もちろん矯正中と睡眠中では「かかる力」も「時間」も全然違いますが…)

しかもうつぶせ寝などで圧力がかかっているのは歯の健康を損なってしまう可能性が高く、歯茎が圧迫されて血行が悪くなるのもその中の原因のひとつですし、頬がずっと押され続けていると唾液が出にくくなるので虫歯や歯周病リスクも高まってしまいます。

さらに最近多くの人が悩んでいる顎関節症に関しても関連性は深く、アゴは横からの力に対してあまり強くできていないのでお口のトラブルを避けるためにも「たかが寝相」とは思わずに自分の寝る態勢を少し見直してみてくださいね。

個人的にはうつ伏せ寝はすぐにでもヤメるべきだと思いますが、横向きに寝ることは通常の寝返るでも起こることなのでそれほど過度に気にせずに「枕選びなどでアゴや歯に負担がかからないようにする」ことが良いお口のトラブル対策となりますよ。

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この記事のまとめ

  • 歯並びは外からのチカラで変わっていくので、「うつ伏せ・横向き」での睡眠は一応注意が必要
  • さらに歯や歯茎が圧迫されると、歯並びだけでなく「血行不良や唾液不足」にもなりやすい
  • 特に「うつ伏せ寝」は強い力が加わりやすいので、できるだけ改善した方が良い
  • 顎関節症予防のためにも「睡眠時の姿勢」や「枕選び」を一度見直してみましょう