年齢が高くなるに連れてどんどんとリスクが高くなっていく「歯周病」は、歯を失ってしまう原因として一番高いお口のトラブルなので「自分が歯周病がどうか?」ということはとても気になりますよね?
そして歯周病かどうかを判断するのならば「歯医者さんに診てもらう」ということが一番手っ取り早い方法なんですが・・・それではあまりにも当たり前過ぎるので自分でもできるチェック方法を少し取り上げてみたいと思います。
まずは歯周病の初期段階で起こりやすのが、「歯を磨いた時に出血しやすい」とか「歯茎が赤みを帯びている」、「歯茎に違和感がある」などがあります。
この中で出血はすぐに自分で判断できますが、歯茎の色や違和感というのがナカナカ判断が難しいポイントですけど、もともと歯周病の初期ではほとんど自覚症状がないので、「ほんの少しの腫れや赤み」とか「なんか歯茎が浮いたような感じがしたりムズムズする」なんてことでも多少気にかけておくと良いですよ。
そして歯周病が初期段階から少し進行してくると「口臭や口のネバつき」や「ブラッシングではなく歯茎を押すだけでも血が出る」なんてことも起きてきてしまいます。
口臭に関しては歯周病によって口臭が発生するということもありますし、「口臭が強くなるような口内環境だと歯周病になりやすい」ということもあるので、毎日のブラッシング・・・特に夜寝る前の歯磨きは「しっかりと時間をかけて、歯周病ケア用の歯磨き粉や洗口液を使って磨く」ようにしましょう。
・・・ブラッシングの時間に関しては電動歯ブラシと手磨きでも違うのでなんとも言えませんが、隅々まで磨くことを忘れずにチョコチョコとブラシを動かしながらせめて10分ぐらいは最低でもするのが良いと思いますね。
さらにデンタルフロスや口腔洗浄器(お水の勢いなどで歯間の掃除ができるグッズ)はブラシでは届かない場所までケアできるので歯周病ケアには必須のアイテムですよ。
・・・少しお話が歯周病ケアの方にいってしまったので話を戻しますと、さらに歯周病が進行して「歯ぐきが下がって歯が長く見える」とか「歯と歯に食べ物が挟まりやすい」「歯がグラグラする」という症状が出てきてしまい、このようにパッとした見た目で変化がでてしまうと「歯周病がそれなりに進行して歯を支える組織にまで影響が出ている」ことが考えられるのですぐにでも歯医者さんに相談することをオススメします。
とにかく歯周病は自分で気が付きにくいお口のトラブルなので、歯医者さんでの定期検診は忘れずに、セルフチェックも合わせて行うのが良いですよ。
ちなみに体調が悪くなって体の抵抗力が弱まると「歯周病の症状が出てきたり、歯周病の進行が早くなる」ので体調管理もオーラルケアの面からみても大切なので健康的な生活を心がけてくださいね。
この記事のまとめ
- 「歯周病」は、初期段階では自覚症状が出にくいお口のトラブル
- ただ、「歯ぐきのチョットした違和感」や「歯ぐきからの出血」を感じたら早めに歯周病ケアアイテムや丁寧なブラッシングを心がけることが大切
- 「明らかな歯や歯ぐきの見た目の変化や歯のグラつき」がある場合にはセルフオーラルケアではどうにもならないのですぐに歯医者さんに相談しましょう
- 日々のセルフチェックだけでなく、歯医者さんでの「定期的な歯周病チェック(最低でも1年に1回)」もお忘れなく