身近なオーラルケアアイテムである「歯磨き剤」について


歯磨き剤」・・・というと少し堅苦しいですが、要は私達になじみのある「歯磨き粉」について取り上げてみたいと思います。

歯磨き剤について

歯磨き粉」という名称は昔に粉状の歯磨き剤があった名残であって、最近ではあまり見かけない形状ですよね?
最近の歯磨き剤の形状といえば「ペースト状ジェル状液体状」のものがほとんどで、皆さんもこの中のどれかのタイプを使われていると思います。

実際のところ「形状の違い」というのは「口の中での広がりやすさの違い」ぐらいとはいえ、傾向として「ペースト状の歯磨き剤には研磨剤が含まれている」ことが比較的多いので、電動歯ブラシを使われている人は歯に余計なダメージを与えないためにもペーストタイプなら「研磨剤不使用」と書いてある商品を選び、「液体状(リステリンなど)」や「ジェル状(ジェルコートなど)」を選ぶことが大切ですよ。



それとペースト状の歯磨き剤には「発泡剤」という口の中で泡立つ成分が入っているケースがありますけど、この泡やミント系の香りによって「磨けた気になる」ことがよくあるので歯磨き剤を使う際には「口の中がスッキリしたから歯磨き終了」という判断はせずに、全ての歯をしっかりと磨くことを心がけてくださいね。
・・・個人的には全部の歯(表面・裏面・かみ合わせ部分)を磨けるように「自分で磨く順序を決めて習慣にしてしまう」と、すっきり系の歯磨き剤を使ってもそれに惑わされることなく磨くことができると思いますよ。

さらに形状だけでなく、「歯磨き剤の効果」についても気になるポイントですが、効果としては「虫歯予防・口臭予防・歯肉炎(歯周病)予防・着色予防」などが挙げられて・・・

虫歯予防にはフッ素が代表的で、「フッ素化物」というフッ素と他の成分によってできあがったものによって歯の表面や内部に対して作用して虫歯予防をしてくれます。

そして歯肉炎予防には歯周病菌に対して殺菌剤や歯ぐきの腫れや出血を抑える成分が配合されていて、この中の殺菌剤は結果的に口臭予防にもつながりますし、口臭は歯磨き剤自体の香りによってもわかりにくくする効果もありますので「自分がどのようなオーラルケアをしたいのか?(虫歯予防or歯周病予防or歯を白くしたい…など)」を考えて商品選びをされることが大切ですよ。

・・・というわけで歯磨き剤についてザッと説明してみましたが、やはり「歯磨き剤の形状に関しては自分の使い心地を基準に選ぶ」ことが大切ですし、効果に関しては・・・わざわざ私達が歯磨き剤に配合されている殺菌成分の名前など知る必要はないので「商品のキャッチコピー」とか「使った人の評価の高いもの」などを基準に選べば間違いはないと思います。(あと・・・毎日使い続けるものなのでお値段も重要ですね♪)

私の場合は電動歯ブラシを使っているので現在では研磨剤が含まれてない「リステリントータルケア」を使ったり、「ConCool(コンクール)」や「ジェルコート」でケアしています。
(ジェルコートに関しては価格が高いので歯磨きの仕上げに少量使うことが多いですが・・・)



この記事のまとめ

  • 歯磨き剤にはいろいろな種類があるので「自分の目的に合わせた成分が配合されてるのか?」や「使いやすい形状」、「無理なく使い続けられる価格」などから選ぶことが大切
  • ただ、電動歯ブラシを使用している人は、「ペーストタイプ」には研磨剤が配合されていることが多いので「研磨剤が入っていないことがしっかりと表記された商品」や「液体ハミガキ」などを使いましょう
  • 強いミントの香りがする歯磨き剤は「スッキリして磨いた気になる」ことに注意
  • 歯磨き剤に配合されているそれぞれの成分を私達が細かく知るのではなく「商品のうたい文句」などを基準に選び、自分に合った歯磨き剤を探すのがラク