オーラルケアのための食事とは?

食事でオールケア
どのような食事をすれば歯や歯茎の健康に繋がるのかは気になるところですよね?
そこでオールケアができる食べ方やどんな食べ物が良いのかをご説明したいと思います。

食事でオーラルケア


まずは食事のタイミングについてですが、虫歯少ない人や歯周病になっていない人というのはしっかりと口の中が洗浄できるような食事の仕方をしているようですね。

口の中が洗浄できるような食べ方というのは「一口ずつよく噛んで食べる」とか「食事の間隔をしっかりと空ける」というのがポイントで、よく噛んで食べることで人間の自浄作用である唾液の分泌を促してくれるので重要性はわかると思います。

そして食事の間隔についても、
「食事をすると人間の口の中は酸性(虫歯になりやすい環境)になり、それを唾液によって中性に戻す」ということが繰り返されているのでダラダラと食事をして酸性の状態が続いてしまうと虫歯リスクが高まるので注意が必要ですよ。

もちろん食事の仕方だけでなく、どのような食べ物を選ぶかも大切なポイントとなっていて、これは一言で言ってしまうと「健康に良い食べ物が歯に良い食べ物」ということに尽きると思います。

ですので1日の食事でバランスよく、
緑黄色野菜や海藻から「ビタミンやミネラル」
大豆製品、お魚、お肉、卵から「タンパク質」
小魚などから「カルシウム」
精製されていないお米やイモ類などから「糖質」
といった栄養を考えて摂取していきましょう。

とはいえ毎日の食事でそこまで栄養に関して細かく気にしすぎるのは大変なので、できるだけ加工食品ではなく素材がそのまま味わえるようなシンプルな食事を心がけましょう。

これは加工されている間に多くの栄養素が失われていっているというだけでなく、食べやすく柔らかく加工されているケースがあるので「栄養素」と「噛む回数が少なくなる」という両面からあまり良くありません。

どうしても忙しくて食事の用意にかける時間がないという場合には、お野菜や豆腐などがイッパイ入ったお味噌汁を一緒に食べることがオススメです。

このお味噌汁を一品プラスすることで栄養バランスがグッと良くなるので健康とお口のトラブル対策のためにもお試しくださいね。

それと、お砂糖は言うまでもなく虫歯の原因となる大敵ですし、精製された白砂糖はビタミンやカルシウムを消費してしまうのでできるだけ避けられて食事をされてみてはいかがでしょうか。

オーラルケアのための食事についてまとめ

  • 食事はよく噛んで、歯が修復される時間が取れるように間隔を空ける
  • 栄養バランが良い食事を取って体が健康になれば、歯や歯茎も健康になる
  • 加工食品やお砂糖はできるだけ避けてシンプルに調理された食事を心がける
  • 手軽に多くの食材を食べられる具だくさんのお味噌汁はお口と体の健康にためにもオススメ