最近ではいろいろな疲労回復系のドリンクやサプリメントなどで「クエン酸」が入っている商品を見かけますよね。
そこでクエン酸によるお口のトラブル対策について取り上げてみたいと思います。
クエン酸パワーで口臭対策
クエン酸といえば疲労回復や美肌効果、さらにご家庭のお掃除にまで利用できてさまざまなメリットがあると言われてますが、クエン酸で口臭対策をされている人も多いようですね。確かにクエン酸には殺菌作用があるので、お口の中で細菌が繁殖して発生する口臭に関してはしっかりとした効果がありそうですし、なんといってもクエン酸の「酸っぱさ」というものは「唾液の分泌を増やす」効果があるのも大きなポイントです。
これによって「クエン酸の殺菌作用」と「お口のトラブルケアに大活躍してくれる唾液の分泌を増やす」という2つのメリットがクエン酸にはあることとなり、効率的に作用してくれる口臭対策法ですよね。
ちなみにクエン酸による口臭対策をするのならば、お水に0.5%程度(1リットルで5グラムぐらい)のクエン酸やハチミツなどを加えて疲労回復ドリンクとして飲んだり、「レモンティーを飲む」、「グレープフルーツやパイナップルなどクエン酸が含まれるフルーツを食べる」などいろいろな方法があります。
・・・が、ここでご注意してもらいたいのがクエン酸を常用していると「歯をもろくしてしまう」危険性があることです。
ですのでいくら口臭予防だからといっても「クエン酸を入れた飲み物でクチュクチュと口をゆすぐ」と歯には悪影響がありますし、フルーツを食べたあともお水などで口をゆすぐなどのことをされると良いと思います。
(食後にすぐ強い力で歯を磨くことも避けましょう。)
もちろんダラダラと食べ続けるor飲み続けるということもイケませんよ。
というわけで皆さんもクエン酸のメリットだけを受け取るためにも食事やティータイムなどでクエン酸の入った食品やドレッシングなどを摂り入れる程度の頻度でご利用になってみることをオススメします。
この記事のまとめ
- クエン酸の「殺菌作用」や「唾液を増やしてくれる働き」は口臭対策として有効
- クエン酸入りの商品やクエン酸自体は手軽に手に入るので手軽に試すことができる
- ただ、「酸性のクエン酸」は歯にはあまり良くないので、ダラダラと食べたり飲んだりせずに時間を決めて摂り入れることが大切