最近では、「虫歯対策や口臭対策のためにお口のケアをしたい小中学生」や「自分の子供にもしっかりとオーラルケアしてあげたい親御さん」はとっても多いですよね?
というわけで子供の頃にオーラルケアアイテムを使用する際のポイントを紹介してみたいと思います。
子供とオーラルケアアイテムについて
私は大人になってから電動歯ブラシやデンタルフロスなどのオーラルケアアイテムを使い始めましたが、今になって「小さな頃からこのようなアイテムを使ってしっかりとケアしていれば虫歯が1本もない状態だったかも…」なんてことも感じてしまっています。そこで「お子様でもこのようなグッズを使って良いのかどうか?」を調べてみたところ、子供用の電動歯ブラシも発売されいてるぐらいなので「子供が自主的に」とか「子供が嫌がらなければ」という前提はあるにしろ電動歯ブラシを使うことで効果的にオーラルケアができるみたいですね。
・・・ただ、いくら子供用の電動歯ブラシが発売されているとはいえ子供の歯は大人よりもかなり傷つきやすいので、ある程度の年齢(小学生ぐらい)になるまでは優しく手磨きでブラッシングされたほうが個人的には良いと思います。
そして単純に子供の歯の弱さという理由から乳歯が生えそろってからスグに電動歯ブラシを使わない方が良いだけでなく、子供にとって「電動歯ブラシが当たり前」という環境づくりはやはり良くはないことで、「電動歯ブラシを使わないと歯を磨けない」なんてことになると将来的に不都合が起こることは間違いありませんので「子供が自分で歯ブラシを持って磨くことができる」ことを教えてあげることが親としての大切な役目となりますよ。
ちなみに小学生以降になって電動歯ブラシで磨かせる場合にも、せめて最初のころにはしっかりと子供が電動歯ブラシを使うところを見て「ブラシを当て過ぎていないか?」とか「手磨きのように電動歯ブラシをゴシゴシと動かしていないか?」をチェックしてくださいね。
先ほども書いたとおり子供の歯のエナメル質はかなり弱いので、歯が傷つくとそこから虫歯などのトラブルにも発生しかねないので・・・
さらに電動歯ブラシ以外にも「歯間ブラシやデンタルフロス」などのオーラルケアアイテムがありますよね。
歯間ブラシに関しては・・・乳歯は「永久歯のように隙間がなくギッチリ」とは生えないので歯間ブラシが入りやすいとはいえ、やはり歯ぐきを傷つける可能性が高いので歯間ブラシよりも「子供用のフロス」を使われたほうが安全性は高いと思いますよ。
フロスの使い方としては、簡単に歯と歯の間に入るので歯ぐきに当てないように歯の側面を「フロスを上下・前後」に動かして汚れをこそげ落とすような感じで使ってあげましょう。
最後に「子供用や赤ちゃん用の洗口液」も最近では増えているので、補助的に使われるとさらに効果的にケアできます。
・・・やはり、乳歯で虫歯が多い子は将来的にもお口のトラブルになりやすい傾向はどうしてもあるので、小さなうちからオーラルケアを習慣化させることは大切ですよ。
それと永久歯が生えそろってからの数年間はまだ完全には歯が出来上がっておらず、だいたい永久歯は大学生とか20歳ぐらいぐらいになってしっかりとした歯の硬さになるので、それまではできるだけ優しくケアしてくださいね。
この記事のまとめ
- 子供用の電動歯ブラシがあるので、子供のころから電動歯ブラシを使うことで「安全で、効果的に」オーラルケアをすることができる
- ただ、乳歯はもちろん生え変わったばかりの永久歯はとても傷つきやすいので力の入れ加減や磨き方には目を光らせておくことが大切
- 「電動歯ブラシだけで歯を磨き続ける習慣をつけてしまう」と通常のブラシでの手磨きができなくなってしまうために通常のブラッシングもしっかりと教えてあげることもお忘れなく
- 電動歯ブラシだけでなく、「子供用のフロス」も使って「虫歯になりやすい歯と歯の間をケア」することもお忘れなく
- 子供の頃に虫歯が多かった子は将来的な虫歯や歯周病リスクがグッと高まる傾向があるため、「歯を良い状態でキープする」ことと「オーラルケア習慣を身につけさせる」ように心がけましょう