お口のトラブル対策はある程度の年齢に差し掛かると「虫歯よりも歯周病ケア」に力を入れる必要がありますよね?
そこで少し変わったアプローチで歯周病対策ができる「サンスター 薬用塩ハミガキ」を実際に試してみたので感想を書いてみたいのです・・・が、最初にいきなり申し上げてしまいますけど、私はこちらの商品を長期間はまだ使用していないので「歯肉炎・歯周病対策効果」に関してはハッキリと申し上げることができませんのでご了承くださいね。
まず、こちらの「サンスター 薬用塩ハミガキ」の成分としては・・・
- 歯肉炎・歯周病対策のための、歯茎の炎症を抑えてくれる「生薬当帰(とうき)エキス」
- 歯茎を引き締めてくれる「薬用塩」
- お口のトラブルを引き起こす原因菌を殺菌する成分や血行促進成分(ビタミンE)が配合
- その他にも研磨剤である「重質炭酸カルシウム」や発泡剤が含まれている
私は生薬当帰エキスという成分は今まで聞いたことがありませんでしたが抗炎症作用のある生薬としては有名なようですし、その効果を利用して歯周病対策ができるのならば魅力的な商品なのではないでしょうか。
●パッケージの画像です。
実際に歯ブラシに少量出してみたとところ、「通常の練り状タイプの歯磨き粉」と見た目は同じような感じとなってますね。
・・・そして「生薬」や「薬用塩」が入っていることから多少・・・というかかなり気になるのが「味」だと思うのですが・・・
これは正直言って「独特な風味」と「かなりの塩分の強さ」は覚悟しておいた方がよく、慣れるまでには時間がかかりそうでしたよ。
(特に「生薬」にスポットがあてられている商品なので、この塩の存在感は少しだけ意外でした…)
とはいえ、ブラッシング後のサッパリ感はなかなかのもので・・・ミント系の香りだけによる爽快感とはまた違う印象で個人的には新鮮な体験でしたね。
それと歯肉炎・歯周病対策に有効な成分だけでなく、「研磨成分である重質炭酸カルシウム」もこちらの歯磨き剤には配合されてますけど、歯を削ってしまうような強い研磨力があるわけでもないため、電動歯ブラシでゴシゴシ磨く人以外はそこまで心配する必要はありませんよ。
もし「就寝前に使用して翌朝の口臭やネバつきを抑えたい。」という目的であるのならばリステリンやガムデンタルリンスなどの液体ハミガキを使ったほうが良いでしょうが、個人的にお口のトラブルは同じ商品を使い続けるのではなく「違った成分によっていろいろな角度から対策をしていったほうが良い」と私は感じているので、このような商品もラインナップのひとつとして合わせて使っていくことは大切なことだと思いました。
価格的には同じような成分が含まれた歯磨き剤と比べてもそこまで高価格帯の商品ではありませんので、皆さんもお試しになってみてはいかがですか?
・・・慣れていない人からすると味に対する覚悟はチョット必要だと思われますが・・・